薬王堂気まぐれ通信使bU48  2012・1・15
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

以前から気になっていた近所の樹木、葉は羽状複葉樹皮には縦じまがありまっすぐ伸びる性質があります。
今回、広島市植物公園に行って確認することが出来ました。


夏場に撮影した近所の樹木、はっきりとした名前がわかりませんでした。


とは言っても今は冬、葉は落ちて夏の時期の記録しか有りませんでした。
見比べるのは冬芽、比較してみました。
これは今回、植物園で撮影した冬芽↓


広島市植物公園内


これは判らなかった近所の冬芽です↓

府中町の近所にある名前の判らなかった冬芽・実はチャンチン



植物の名前は「チャンチン
あまりなじみの無い名前です。
何でも江戸時代に大陸から移入された樹木らしく、中国名を「香椿」、発音が「チャンチュン」であることから、なまってチャンチンになったとか!
よく似た名前にチャンチンモドキという樹木がありますがウルシ科、チャンチンはセンダン科の植物です。

というわけで15日は広島市植物公園に行ってきました。
正面に大きな大温室、ここはランで有名な植物園です。

大温室には色々な植物が栽培されていました。
パフェオペディルム
バンダの仲間
黄色のもの
熟れたコーヒーの実(落ちていた実 半割り 炒る 砕く 漉す 飲む?)
チョコレートの原料、カカオ
御釈迦さんの頭のようなシャカトウ
その他、大勢!


カトレアの花とアマガエル


隣にはフクシアの温室があります。
フクシア、あまり聞いたことの無い植物です。
その横に砂漠の環境が再現されたサボテン温室があります。

外に出てみます。
いまどき咲く花はロウバイ仲間ボケ、やっと咲き始めたマンサクなど、
ほとんどの植物は休眠中のようです。
少し説明してみましょう。
トベラの実
コブシの花芽
タムシバの花芽
筋骨を強くすると言われるトチュウ
落ち葉の中から枯葉を探します。
有りました!
トチュウの葉を裂いても白い糸で繋がっています。


トチュウの枯葉からは糸状の繊維が・・・



大きくなると樹肌が赤く剥けるバクチノキ
冬でも葉を落とさいことで受験生にもてはやされるヤマコウバシ
ブルーベリーの親戚、シャシャンボの実
打ち身や熱取りに使われるクチナシの実
ヤマモモの外来種シロコヤマモモ
赤い実のウメモドキ
シイモチ
葉を落とさないで年を越すカエデの仲間、クスノハカエデなど

冬の植物公園を散策するのもなかなかいいものです。
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